7/16(土) 第14ステージ アグドゥ(Agde) 〜 アクス・トロワドメンヌ(Ax-3 Domaines) 220.5km


25km地点でダニエル・ナルデッロ(TMB)、ステファノ・ガルゼッリ(LIQ)、カルロス・ダクルス(FDJ)、フィリップ・ジルベール(FDJ)、アンドレイ・グリブコ(DMV)、ゲオルク・トーチニヒ(GST)、ユーリ・クリフトソフ(AG2)、アレクサンドル・モース(PHO)、ワルテール・ベネトー(BTL)10人が逃げを決める。 ガルゼッリは今日が誕生日。

50km第1スプリントポイント、ダクルス、ジルベール、クリブコ

78km第2スプリントポイント、ダクルス、ジルベール、クリブコ

90.5km第1山岳ポイント(4級)、クリストフ、ガラテ、グリブコ

98.5km第2山岳ポイント(4級)、ガラテ、ガルゼッリ、ベネトー

104km第3山岳ポイント(4級)、ガラテ、ベネトー、グリブコ

115.5km第4山岳ポイント(3級)、ガラテ、トーチニヒ、グリブコ

132.5km補給地点

残り67km、9'28"

山頂まで15km、登りが始まる。
先頭の10人からモースがアタック。追撃の様子がない。
ガラテ、ナルデッロ遅れる。
メイン集団ではTMBが先頭でペースをあげる。
ハスホフト、マキュアンのいるグルペットにDIS2、3人いたような。ヴォクレール、モンクティエなどもいた。
メイン集団までいくつかの遅れ集団ができた。

山頂まで10km、 ジュゼッペ・グエリーニ(TMB)がアレクサンドル・ヴィノクロフ(TMB)を引き連れてアタック。ウルリッヒ、アームストロングの4人になるが、DISのアシストが一人もいない!
エラス、ボテロ、マヨが遅れる。
ラスムッセン、バッソ、マンセボ、アームストロングに。10人くらいの集団。
モロー先頭のグループにヤクシェやマッツォレーニ、4、2、8が少し後ろの集団にいた。ポポヴィッチはさらに後ろ。

ヴィノクロフがアタック、追走するのはバッソ。バッソがヴィノクロフを置き去りにして単独。ウルリッヒが追いつく。アームストロングが来ない。ラスムッセンと一緒にということか?
ウルリッヒ、バッソ、ヴィノクロフ、カシェキンCAの集団。PHO
その後ろに44、マンセボのアタックに乗じて、カウンターアタック的にアームストロングが単独で追走を始める。
アームストロングがウルリッヒたちに追いついた。
ヴィノクロフが少しずつ遅れて行く。
マンセボ、ラスムッセンが追いつきそう。
ライフェマーもおいつく。クレーデンも追いつく。
そこでバッソがペースをあげ、カシェキン(CA)、ウルリッヒ、アームストロング。

先頭集団からベネトーが遅れる。
トーチニヒ、ガルゼッリの2人が先頭。
バッソ、アームストロング、ウルリッヒ、カシェキンの4人が2番手集団。
ラスッムッセン、クレーデン、ヴィノクロフ、マンセボの4人は3番手集団。ヴィノクロフが切れ切れ。

ライフェマー、ランディス、エバンスがアームストロング集団に追いつき7人。
バッソ、ウルリッヒがアタック。すぐにアームストロングにマークされ、ランディスと4人になる。
ラスムッセンがアームストロングから23"遅れ、クレーデン、マンセボの3人で走る。
ライフェマー、エバンス、カシェキンは追いついたり、切れたりを繰り返す。

先頭ではガルゼッリがトーチニヒから遅れる。
アームストロング集団が、先頭を逃げていたクリトソフ、ダクルスFDJをパス。クリフトソフはついていけないが、FDJはついていく。

エバンス、カシェキンがラスムッセンたちに抜かされる。
山頂前でナルデッロがウルリッヒに、モースがランディスに合流。
アイマール・スベルディアがラスムッセン集団に追いつき、5人になる。
ヴィノクロフ、カシェキンがラスムッセン集団に追いつくが、きれぎれ。
ナルデッロが先頭を引いてお役御免。モースもだめそう。
結局2番手集団はアームストロング、ウルリッヒ、バッソ、ランディス、ライフェマー。

第5山岳ポイント(超級)、トーチニヒが単独1位通過。
アームストロング、ウルリッヒ、バッソ、ランディス、ライフェマーの5人は3'48"遅れて追う。
山頂通過後いきなりペースアップで、ライエマーは慌ててサコッシュを捨てる。
4'26"遅れで、マンセボ、ラスムッセン、スベルディア、クレーデン、エバンス
4'42"遅れでヴィノクロフ、ちょっと間があいてカシェキン。
ラスムッセン集団がアームストロング集団に追いついた。


残り10km、山頂ゴールへ向けての登りが始まる。
単独でトーチニヒ、ガルゼッリ、ベネトー、アームストロング集団の順だが、ベネトーはだいぶ近いらしい。
ヴィノクロフがアームストロング集団においつき、ライフェマーが先頭に出る。
ヴィノクロフが集団から飛び出す。クレーデン、ウルリッヒが先頭でチームメイトのヴィノクロフを追走、吸収。
クレーデン、ウルリッヒ、バッソ、ランディス、アームストロング、ライフェマー。ちょっと間があいて、マンセボ、ラスムッセン、スベルディア。ヴィノクロフがきれそう。
スベルディアもきつそう。
バッソ、ウルリッヒ、アームストロングの3人がベネトーをパス、ベネトーは合流。
ライフェマー、ランディスがちょっと遅れながら追いつく。

残り5km、トーチニヒが単独1位のまま。
ベネトーはついていけず。ライフェマーもここで脱落。
ランディスも遅れ始める。
トーチニヒからガルゼッリまで2'15"、アームストロング集団まで3'。
アームストロングからラスムッセンまで15"、ヴィノクロフまで55"。
コーナーを曲がってアームストロングがペースアップ。
ガルゼッリがアームストロング集団にパスされる。

残り4km、トーチニヒ単独、2番手をアームストロング、バッソ、ウルリッヒの3人で通過。タイム差は2'04"
残り3km、1'54"。距離的には1km先をトーチニヒが走っている感じ。
ウルリッヒがペースアップ。引き離すには至らない。
アームストロングのダンシングにウルリッヒがちょっときつそうだったような。
ウルリッヒが遅れ始める。
アームストロングがアクセル全開。ずっとダンシング。バッソはずっとついていく。

残り1km、 アームストロング加速。バッソが3位。ウルリッヒが4位。
ライフェマー、ランディスが共にフィニッシュ。
マンセボ、ラスムッセンが2人でフィニッシュ。
クレーデン、スベルディアはそれぞれ単独でフィニッシュ。
少し間があいてヴィノクロフが単独でフィニッシュ。
ガルゼッリも単独でフィニッシュ。
ヤクシェはエバンスと一緒にフィニッシュ。
ベネトーに少し遅れてポポヴィッチがフィニッシュ。
地面に倒れ込んで喜びをかみしめるトーチニヒ。喜びで泣き崩れる。

オーストリア人として74年ぶりのステージ優勝。
トーチニヒ自身ジロでは総合優勝の経験がありながら、ツールでは初のステージ優勝。表彰台では感極まって涙してしまう。

ステージ順位
1位:ゲオルク・トーチニヒ(GST) 2位:ランス・アームストロング(DIS) 3位:イバン・バッソ(CSC) 4位:ヤン・ウルリッヒ(TMB) 5位:リーバイ・ライフェマー(GST)
6位:フロイド・ランディス(PHO) 7位:フランシスコ・マンセボ(IBB) 8位:ミカエル・ラスムッセン(RAB) 9位:アンドレアス・クレーデン(TMB) 10位:アイマール・スベルディア(EUS)
ランス・アームストロング(DIS)トル・ハスホフト(CA)ミカエル・ラスムッセン(RAB)ヤロスラフ・ポポヴィッチ(DIS)
総合順位
1位:ランス・アームストロング(DIS) 55h58'17"→ 2位:ミカエル・ラスムッセン(RAB) +1'41"→ 3位:イバン・バッソ(CSC) +2'46"↑4 4位:ヤン・ウルリッヒ(TMB) +4'34"↑8 5位:リーバイ・ライフェマー(GST) +4'45"↑6