7/8(木) | 第5ステージ | アミアン 〜 シャルトル | 200.5km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
細かいアップダウンは多いものの、最終的にはゴールスプリントが行われそうな平坦ステージ。 リアルスタートになった直後、ロルフ・アルダグ(TMB)とカルロス・サストレ(CSC)の2人が中央分離帯にぶつかってクラッシュ。 マニュス・バクステット、スチュアート・オグレディ、トマ・ボエックラー、サンディ・カザル、ヤコブ・ピールの5人が逃げる。雨も降り出してきた。 コーナーで先頭から5番目くらいで2人落車し、全体的に落車。 ボーヘルト落車USP2人(ベルトラン、エキモフ)、エラス(LIB)も、ペタッキ(FAS)も、おそらくモンゴメリ(GST)も。ポッツァート(FAS)、トザット(FAS)が下がってモンゴメリと4人で集団復帰。 マクギー(FDJ)がリタイア。チポリーニ(DMV)がパンク ホセ・エンリケ・グティエレス(PHO)と(RAG)の選手が落車 雨が激しく降ったり、晴れたり、強風が吹いたりの天気。 142kmの第2スプリントポイントでは、オグレディ、バクステット、ボエックラーの順 コーナーでRABの選手が落車したのを避けようとつられ落車が10名くらい。マキュアン、ベッティーニも含まれる。アングルバン(COF)も。 180.5kmの第3スプリントポイント、オグレディ、カザル、ピールの順。オグレディは18pt稼いだことになる。マイヨヴェールのマキュアン(LOT)にパンク。ステージ優勝はあきらめたものの、集団のトップをとれば20ptとれるので、ここは遅れるわけにはいかない。 残り10km、最初にしかけたのはバクステット。ピールを先頭にすぐに吸収したとたんにボエックラーがカウンターアタック。以後、アタックの応酬。 スプリンターのオグレディとしては、ゴールスプリントにもっていきたい。 USPは序盤からアシストを消耗したくないので、マイヨジョーヌをいったん手放してでも無理に逃げを追走する気はない。スプリンターのいるチームもあきらめた為、先頭グループとメイン集団とのタイム差は14'17"。暫定マイヨジョーヌはトマ・ボエックラー(BLB) 後ろにつきイチかと思われたピールがアタックし、ボエックラーを先頭にマーク。 すぐにボエックラーがアタック、オグレディがマーク。 ボエックラーが道の反対側からアタック。一瞬間があくが、バクステットが先頭で吸収。 再度ボエックラー、ピール先頭で吸収し、バクステット反応が遅れる。 またまたボエックラー。バクステットは自ら追って消耗したくない為、カザルが前にして追いついたとたん、カウンターでピールとオグレディ。3人とは間があく。ボエックラーだけが追走。 この時、メイン集団のど真ん中でドミノのような落車があり、ストップ。深刻なダメージを受けた選手はいないもよう。 残り5km、ボエックラーが追いついて3人になった時、オグレディがアタック。ボエックラー、カザルは追いかけることができない。 残り4km、3人が合流。カザル、バクステットとは距離があいてしまった。 残り2kmを過ぎてボエックラーがアタック。 残り1km、3人に戻りけん制しあう。ピール、オグレディ、ボエックラーの順で、カザルとバクステットが追いつき5人になるが、バクステットは足が無いらしくついて行けない。 勝利をあきらめたバクステットはゴール前アシストをしようと最後の力を振り絞って前に出る。 すぐ後ろにオグレディ、左からカザルがボエックラーを連れてでてきた。踏むのをやめるバクステット。 オグレディの後ろにピール、左にカザルの3人でスプリントをして、オグレディがガッツポーズ。 スプリンターのポイント争いが予想されるメイン集団は、AG2/TMB/GSTが先頭に。GSTのアシスト(おそらくハーゼルバッヒャー)が前を引くがダニーロ・ホンド(GST)がついてこなかった。マキュアン、ハスホフト、スベルディアの3人がほぼ同時にフィニッシュ。マキュアンが集団のトップでマイヨヴェールをキープした。ペタッキはスプリントに参加せず。
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