5/20(金) | 第 12ステージ | アッレゲ 〜 ロベレート | 178km | ||||||||||||||||||||||||||||||
序盤の26kmに山岳ポイントがあり、あとは下って平坦な純粋なスプリンター勝負ができる最後のコース。 26kmの山岳ポイントを前に山岳リーダーのホセ・ルハーノ(CLS)、前日もアタックをしたパトリス・アルガン(CA)、ラファエル・イッリアーノとイバン・パッラ(CLS)の4人が逃げを決める。 集団の先頭は44"遅れてパオロ・ベッティーニ(QSD)を先頭に山頂通過。 39km、ルハーノ、アルガンは集団に吸収され、イッリアーノ、パッラは逃げ続け、タイム差は50"。 45km、イッリアーノ、パッラも吸収される。 73km、フィリップ・シュニーダ(CLS)がアタック。 76km、タイム差は46"。 100kmの補給地点を過ぎてすぐにLMPの選手がアタック。しかもジルベルト・シモーニ! 平坦なのになぜ?と思ったら、シモーニの地元が近かったらしく、家族などにあいさつをするためだった。 それを知らなかったCSCは慌てて追走をしていたように見えた。分かってたらゆっくり行ったのにね。 115.7kmのインテルジロは、シュニーダ(CLS)が単独通過。 集団ではQSD4人ほどが先頭を引いて、ステファノ・ザニーニ(QSD)、ベッティーニに備えている。直前にGSTがインテルジロリーダーのスヴェン・クラウス(GST)を引いて上がってきたが、ベッティーニがアタック。ザニーニ、ベッティーニ、モレーノ・ディビアーゼ(CLS)、クラウスの順で、クラウスはポイントゲットならず。 シュニーダは最大2'55"までタイム差を広げた。 残り35km、ラスラン・イワノフ(DMV)チェーントラブルで集団の真ん中で止まってしまう。自転車からは落ちたもののケガには至らない。 残り30km、シュニーダが吸収された。ウラジミール・ベッリ(DMV)がタイヤ交換。 残り25km、先頭はCSC,FAS。RABやGSTも上がって来る。 ロビー・マキュアン(DVL)の後ろにアレッサンドロ・ペタッキ(FAS)が位置どっていく。 残り20km、集団の先頭はヴォロドミール・グストフ(FAS)、DVL。エースの危険回避の為右端はイバン・バッソの為にCSC、左端にシモーニの為のLMPの列ができる。 残り15km、デイビッド・ザブリスキー、赤字に白十字のスイスナショナルジャージを着るグレゴリー・ラスト+CSC2人+バッソ、FASと続く。 ダニーロ・ディルーカ(LIQ)が前方の位置をキープするため、集団の先頭に出るも、CSCが引いているのでCSCの後ろに入る。 左端からLIQ2人が先頭にかぶせてディルーカをアシストする位置に来る。 残り10km、CSCにかわってヒンカピーばりのサングラスのベノア・ジョアキム(DIS)+パオロ・サヴォルデッリが先頭に出るが、再びCSCも上がって来る。 残り8km、マキュアンは集団の中盤、そんな場所でスプリント時に前に出られるの?と思うくらい。 ダリウス・バラノウスキー(LIB)も先頭を引き始めた。FASは4人の列を作ってはいる。前に出るタイミングをうかがっているのか?マシュー・ホワイトなどFDJ3人が先頭に出る。 残り5km、FASアシストが先頭に出ようか、という感じ。マルツィオ・ブルセギン(FAS)、PHO、FAS5人、RAB1人。 コーナーの外からGSTが上がって来るが、先頭をとることができない。 残り4km、FASの後ろにベッティーニ、ザニーニ、エリック・ザベル(TMB)、バーデン・クック(FDJ)。ようやく外からDVL2人についてマキュアンが出て来た。 残り2km、CERも上がって来るが、ザニーニが「こっちに入るな」的に手をだす。 FAS1人が抜ける。 残り1km、FAS3人+ペタッキ。 残り500m、タデイ・バリャベック(PHO)がでてきた。しかしFASが先頭。マルコ・ヴェーロ+ペタッキ。ペタッキが加速したと思ったら、パリド・グリリョ(CER)が左隣のラインから勢い良く出てきた。すかさずペタッキがグリリョの後ろに入る。ペタッキにはいいアシストになった感じで余裕のゴール。これが反対端からだったらペタッキの勝利となったかどうか。
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