5/8(日) 第1ステージ レッジオ カラブリア 〜 トロペア 208km
海岸沿いを走り、内陸部に入り、山岳ポイントを1つ越えてトロペアの街を目指すコース。
約20km地点から飛び出したのはレオナルド・スカルセッリ(CLS)。その後38km地点から飛び出したトルワルド・フェネベルフ(RAB)、ステファノ・ザニーニ(QSD)、スヴェン・クラウス(GST)と合流して、4人で逃げることに。 53kmを過ぎた時点でタイム差は10'35"まで広がった。

115km、残り95kmくらいからメイン集団の先頭はFAS(グストフやコドル)が中心となって先頭との差を詰め始めた。
残り58kmでは、タイム差は3'00"に。
登りの途中でフェネベルフがアタック。
メイン集団はLIQ(ウェゲリウス)、DVL(ニック・ゲイツ)、QSD(ポッツァート)、DMV(チェレスティーノ)も先頭を引く。 山岳ポイントは単独でフェネベルフ。約30"後にスカルセッリが2番手通過。約45"後にクラウス、ザニーニの順で通過。メイン集団は約2'30"後に通過。
残り40km、ザニーニ、クラウスは吸収された。
残り33km、スカルセッリも吸収された。
残り27km、タイム差は1'35"。
残り25km、フェネベルフが走るのはメイン集団の1km先。

残り20km、タイム差は18"。フェネベルフが吸収される。
メイン集団はTMBシャフラートなど5人が先頭を引く。その後ろにFAS。 スプリンターのフォースター(GST)がパンク。スピードが上がってからなので、合流するのは難しそう。 ワルテール・ベネトー(BTL)がアタックするも吸収される。

残り10km、先頭はTMBに代わってCSC。QSD、FAS、LIQも集まっている。 FASはブルセギンやサッキが出て来た。
残り5km、先頭のLIQ(チョーニ)の後ろにディルーカ、その後ろにベッティーニ。マキュアンも自力で上がってきた。マシュー・ウィルソン(FDJ)がこの段階でパンク。
残り3km、FAS4人+アレッサンドロ・ペタッキ、オーストラリアチャンピオンのロビー・マキュアン(DVL)、アテネ金メダルのパオロ・ベッティーニ(QSD)、ヤン・キルシプー(CA)、エリック・ザベル(TMB)、ProTourLeaderのダニーロ・ディルーカ(LIQ)、バーデン・クック(FDJ)などが番手争い。
残り1km、残り500mが登り。 ベッティーニ、ザベルがきた。コーナーでベッティーニ一人が飛び出す。どんどん集団との差が開いていく。後ろにはFAS2人(1人はペタッキ)、ディルーカ、クックあたりがいる。ベッティーニが余裕のゴール。

ワールドカップを3年連続で優勝したベッティーニもこれがジロ初優勝、今期としても初勝利となった。top10には、スプリンターとクラシックレーサーが混在する珍しいリザルトとなった。

1位 パオロ・ベッティーニ(QSD)2位 ロビー・マキュアン(DVL)3位 アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)4位 バーデン・クック(FDJ)5位 マヌエル・モーリ(SAU)
6位 エリック・ザベル(TMB)7位 ダニーロ・ディルーカ(LIQ)8位 ミルコ・チェレスティーノ(DMV)9位 ダミアーノ・クネゴ(LMP)10位 マウリシオ・アルディラ・カノ(DVL)
マリアローザ:パオロ・ベッティーニ(QSD):5H10'35"マリアチクラミーノ:パオロ・ベッティーニ(QSD)マリアヴェルデ:トルワルド・フェネベルフ(RAB)マリアアッズーラ:スヴェン・クラウス(GST)
GC2 ロビー・マキュアン(DVL)+12"GC3 アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)+14"GC4 パオロ・サヴォルデッリ(DIS)+22"GC5 マルコ・ヴェーロ(FAS)+25"GC6 ダミアーノ・クネゴ(LMP)+25"