9/8(木) 第12ステージ ログローニョ 〜 ブルゴス 148km


スタートと同時にルイス・パサモンテス(RLX)がアタックを決め、ずっと単独で逃げる。

45.7kmの第1スプリントポイント、パサモンテス、ファビオ・バルダート(FAS)、ロルフ・アルダグ(TMB)

71kmの第1山岳ポイント(3級)、パサモンテス、山岳リーダーのホアキン・ロドリゲス(SAU)、パオロ・ベッティーニ(QSD)、エラディオ・ヒメネス(CV)

86.8kmの第2スプリントポイント、パサモンテス、フリアン・サンチェス(FAS)、アルダグ

98km、タイム差は3'26"。その頃、メイン集団前方で落車。 ヤコブ・ピール(CSC)が起き上がれず、救急車に。
スプリント賞のお魚ジャージを着ているロベルト・エラス(LIB)は、左膝からかなりの出血。
ホセ・アゼベド(DIS)も巻き込まれたもよう。


102kmの第2山岳ポイント(3級)、パサモンテス、ホアキン・ロドリゲス(SAU)、コンスタンティーノ・サバラ(SAU)、フランシスコ・ホセ・ベントーソ(SAU)
ホアキン・ロドリゲスの山岳リーダーを守るため、SAUがポイントをとった。

スプリンターを擁するチームがそろそろパサモンテスを追い上げたいところなので、バルダートがマルコス・セラーノ(LIB)と話し合っている。身振りからは「追ってもいい?」「前へどうぞ」みたいな感じ。

108kmの第3スプリントポイント、パサモンテス、アルダグ、バート・ドックス(DVL)

残り15km、タイム差は27"。向かい風がかなりキツイらしい。 メイン集団の先頭はTMB/QSD/FASなどスプリンターのいるチーム。

残り12km、パサモンテスが吸収されると同時に、ベンジャミン・ノバル(DIS)がカウンターアタック。

残り11km、ノバル吸収。救急車が集団を追い越して行く。 先頭を引くのは、ロルフ・アルダグ(TMB)、バート・ドックス(DVL)、ユルゲン・ヴァンホーレン(QSD)、時速55km/h。

残り3km、時速63km/h、先頭はFASアシスト5人+アレッサンドロ・ペタッキ

残り2km、FAS一人下がってアシスト4人+ペタッキ。時速65km/h
FASの横にQSDが2人列車を作るも対抗できず。

残り1km、FAS2人+ペタッキ、エリック・ザベル、トム・スティールス(DVL)、マルコ・ザノッティ(LIQ)、トム・ボーネン(QSD)。
マルコ・ヴェーロが左に下がり、ペタッキが先頭、スティールスが右に出る。ボーネンも左に出るが、誰もペタッキの横に並ぶことができず、残り100m近く残してヴェーロが両手を挙げてガッツポーズ。ペタッキも両手を天に指差して4勝目。

ステージ順位
1位:アレッサンドロ・ペタッキ(FAS) 2位:エリック・ザベル(TMB) 3位:マルコ・ザノッティ(LIQ) 4位:トム・ボーネン(QSD) 5位:ハインリッヒ・ハウスラー(GST)
6位:ジミー・キャスペール(FDJ) 7位:ジュリアン・ディーン(CA) 8位:アンソニー・ジェラン(BTL) 9位:アーノー・コヨ(COF) 10位:トム・スティールス(DVL)
デニス・メンショフ(RAB) デニス・メンショフ(RAB)(着用はペタッキ) ホアキン・ロドリゲス(SAU) デニス・メンショフ(RAB)(着用はエラス)
総合順位
1位:デニス・メンショフ(RAB) 48h21'21" → 2位:ロベルト・エラス(LIB) +0'47" → 3位:フランシスコ・マンセボ(ILB) +1'53" → 4位:カルロス・サストレ(CSC) +1'57" → 5位:カルロス・ガルシア(CV) +3'31" →