9/5(日) 第2ステージ レオン 〜 ブルゴス 207km
コース全般にわたって小幅な起伏があるものの、山岳ポイントのないコース。

序盤はゆっくりで最初の1時間は平均時速31.7km/h。
40km過ぎでマリアーノ・ピッコリ(LMP)がアタックするもVKEが先頭で吸収。

72kmの第1スプリントポイント
マックス・ファン・ヒースウィック(USP)、マリアーノ・ピッコリ(LMP)、ベノア・ジョアキム(USP)の順。これでヒースウィックが暫定リーダーに。
スプリントポイント通過後、ブラム・タンキンク(QSD)とリカルド・セラーノ(Cafe Baque)の2人がアタックを決める。

110km、タイム差は6'24"まで広がる。
集団はCOFが引き始め、風は強くないものの、集団は一列棒状になる。集団は4つに分断された。1つ目のグループは70人前後、2つ目、3つ目は小グループで、4番目のグループにはクリスチャン・モレーニ(ALS)を始め、EUS/RAB/QSD/PAT/LIBなどがいて、1つ目のグループから約40"の遅れ。
グイド・トレンティ(FAS)、ダニエル・リーギ(LMP)が落車。トレンティは右臀部に擦過傷、バイクパンツが大きく破れて、右肘もけがをした様子。ペタッキをゴール前まで連れて行く役目は今日は果たせないと思われる。
2つ目のグループにいたホセバ・ベロキ(SAU)は、アシストのおかげで1つ目のグループに戻ることができた。

119km、先頭を逃げる2人、メイン集団、30"遅れの後方集団の3つになるが、100人前後の後方集団はあまりスピードが上がらない。
128km、後方集団とメイン集団とのタイム差は15"。戻る事ができそう。
131km、メイン集団が1つになり、カウンターアタックが出る。先頭の2人とのタイム差は3'7"。

138.8kmの第2スプリントポイント
タンキンク、セラーノ、集団からはフランシスコ・マンセボ(IBB)。

166km、ジュリアン・ライドゥンが(AG2)追走し2人を待たず通過すると、セラーノはあきらめ、タンキンクは再度加速し2人で逃げを続ける。
残り24kmで2人は吸収された。大きな登りもなく道幅は広くまっすぐ、視界をさえぎるものがない、こんなコースで逃げ切りは難しかったですね。

残り20km、ユルゲン・ヴァン・ホーレン(QSD)がアタック。その間にチームメイトが後ろでスプリントに備えるらしい。 残り17km第3スプリントポイント(189km)は、ヴァン・ホーレンが1位通過、19"遅れてピッコリ、ジョアキムの順。

残り13km、ヴァン・ホーレンが吸収された。
残り6km、集団の先頭はFAS、ペタッキは序盤落車したというウワサもあり、果たしてどうなるのか?
残り5km、ダリオ・チョーニ(FAS)が先頭でFAS8人が出る。 ニコラ・イナウディ(AG2)が飛び出す。FAS列車を崩すため、力を使わせたかったらしい。
残り3km、イナウディが吸収された。VIN4人がFAS4,5人の前に出て来た。ザノッティでいくらしい。
残り2km、さらにFASがVINの前に。FAS1人離脱。
残り1km、FASアシスト3人、ペタッキ、エリック・ザベル(TMB)、オスカル・フレイレ(RAB)、マルコ・ザノッティ(VIN)の順。
残り500m、ペタッキ余裕のゴール。後ろにザベル、フレイレ。
リーダージャージはスプリントポイントでボーナスタイムを稼いだヒースウィック、ポイント賞はザベルに。
1位アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)2位エリック・ザベル(TMB)3位オスカル・フレイレ(RAB)4位スチュアート・オグレディ(COF)5位ペドロ・オリョリョ(QSD)
リーダーマックス・ファンヒースウィック(USP) ポイントエリック・ザベル(TMB) 山岳フロイド・ランディス(USP) オールラウンダーフロイド・ランディス(USP)[着用はベルトラン]

 
総 合 順 位
1位:M.ファンヒースウィック(USP)↑7 2位:B.ジョアキム(USP)+02"↑6 3位:F. ランディス(USP)+06"↓1 4位:M.バリー(USP)+06"↓2 5位:M.ベルトラン(USP)+06"↓4
6位:V.ペーニャ(USP)+06"↓3 7位:D.ザブリスキー(USP)+06"↓5 8位:E.ザベル(TMB)+25"←8 9位:T.コネクニー(TMB)+37"↑10 10位:S.ボテロ(TMB)+37"↑11