9/21(火) 第16ステージ オリベンサ 〜 カセレス 190.1km
スプリントポイント3つを越えていくほとんど平坦コース。

スタートして3kmでイバン・パッラ(CBQ)がアタック。ステファン・シュレック(TMB)、クリスチャン・モレーニ(ALS)、ダビド・フェルナンデス(PAT)、イゴル・ゴンザレス・デ・ガルデアノ(LIB)、ケビン・フルスマンス(QSD)、フースト・ポシュトゥーマ(RAB)、ホセ・フリア(VKE)、エベール・グティエレス(CBQ)、ガルシア・アコスタ(IBB)、マリアーノ・ピッコリ(LMP)の10人が追走し、11人の逃げとなるが、22km地点で吸収される。
フランシスコ・カベージョ(VKE)が落車。右腕、足などにけが。左肩はジャージが破けていた。

41.2kmの第1スプリントポイントをきっかけにアタック。
フェルナンデス(PAT)、フリア(VKE)、ガルシア・アコスタ(IBB)の順に通過し、PHOのタデイ・バリャベックホセ・エンリケ・グティエレス、パッラ(CBQ)、パブロ・ラストラス(IBB)、モレーニ(ALS)、アントニオ・クルス(USP)、SAEのダニーロ・ディルーカとアレッサンドロ・スペツィアレッティ、イニャキ・イサシ(EUS)、ヤン・ボーヘン(RAB)、エルキ・プットセップ(AG2)の14人が逃げを開始。

ホセバ・ベロキ(SAU)がリタイア

80km地点での先頭集団とメイン集団とのタイム差は1'30"
93kmの補給地点でのタイム差は7'
102km地点では、J.E.グティエレスがメイン集団に戻り、先頭は13人で

108km地点の第2スプリントポイントは、モレーニ、スペツィアレッティ、パッラの順。
メイン集団とのタイム差は14'48"。

135kmではタイム差が17'28"にまで広がった。
集団はSAUが5人で引く。逃げメンバーのいるチームは追走する必要がないので、先頭を引くチームがいない。スペインのレースなので、スペインのチームが先頭を引いているらしい。

142kmの第3スプリントポイントは、スペツィアレッティ、ディルーカ、イサシの順。

165km、マリウス・サバリアウスカス(SAE)がメイン集団後方で、側溝に落ちて前輪パンク。一部始終がカメラにうつっていて、ちょっと恥ずかしかったかも。
残り15km、メイン集団は追走の構えなし。逃げの13人で争う事になりそう。タイム差は13'08"。
残り14km、ディルーカが靴のバックルを締め直していた。
ガルシア・アコスタがアタック。先頭集団のペースが上がる。

残り10km、逆からラストラスがアタック。集団が2つに分断されてきた。前は6人。さらにフリアがアタック。後ろの7人からフェルナンデス(PAT)は単独でちぎれていった。
残り8km、後ろ集団はIBB/SAEは前集団にチームメイトがいるので前を引かない。怒ったパッラが1人で追走すると、吸収。カウンターでモレーニが追走。

残り7km、前集団は5人に。クルス、ディルーカバリャベック、イサシ、ラストラスフリアが切れて行く。後ろ集団とは26"差に。

残り6km、切れかけたフリアが前集団に復帰し、先頭は6人に。
残り5km、フリアが引かない。
残り4km、先頭のバリャベックがペースをあげ、4番目のディルーカ以降差が開く。
残り3km、後ろの3人が前の3人に追いついたとたん、フリアがカウンターアタック。後ろの5人はけん制し始め、差が開く。タイム差は12"。ラストラス先頭で追走開始。
残り1km、タイム差は14"。
フリアがプロ2勝目をあげた
9"遅れでバリャベックが単独2位フィニッシュ。 メイン集団は11'遅れでフィニッシュ。

1位ホセ・フリア(VKE)2位タデイ・バリャベック(PHO)3位ダニーロ・ディルーカ(SAE)4位アントニオ・クルス(USP)5位パブロ・ラストラス(IBB)
ロベルト・エラス(LIB) エリック・ザベル(TMB) 山岳ロベルト・エラス(LIB)[着用はマンセボ] オールラウンダーロベルト・エラス(LIB)[着用はバルベルデ]

 
総 合 順 位
1位:R.エラス(LIB)→ 58h35'32" 2位:A.バルベルデ(VKE)→ +5" 3位:S.ペレス(PHO)→ +1'45" 4位:F.マンセボ(IBB)→ +2'02" 5位:I.ノサル(LIB)→ +3'45"
6位:C.サストレ(CSC)→ +6'12" 7位:F.ランディス (USP)→ +8'30" 8位:M.ベルトラン(USP)→ +8'44" 9位:A.ゴメス(PAT)→ +8'51" 10位:C.ガルシア(VKE)→ +8'59"