9/17(金) 第13ステージ  エル・エヒド 〜 マラガ 170km
タイラー・ハミルトン(PHO)が未出走。胃腸のトラブルが原因らしい。
序盤、フランシスコ・ガルシア(CBQ)、アイマール・スベルディア(EUS)がアタックするも、スプリンターを擁するチームに吸収される。その後もいくつかのアタックがあるか決まらず。

16.5kmの第1スプリントポイント
ダビド・フェルナンデス(PAT)、ラファエル・カセロ(SAU)、アルベルト・オンガラート(FAS)の順。集団で通過。

最初の1時間は時速46.2km/h。
49km、エベール・グティエレス(CBQ)、ホセ・フフレ(RLX)、ケヴィン・フルスマンス(QSD)、ケヴィン・デ・ウィールト(RAB)の逃げが決まる

63kmの第2スプリントポイント
フルスマンス、H.グティエレス、フフレの順

86km、先頭4人と集団とのタイム差は、最大の2'30"に広がる。
集団の先頭はダリオ・チョーニを始めとするFAS、レースリーダーのロベルト・エラスを擁するLIB。 93km、タイム差は約2分。

119km(残り53km)、COFが集団の先頭に出て来る。集団後方では、QSDのブラム・タンキンク(オランダ人)とRABのフースト・ポシュトゥーマ(オランダ人)が楽しく話しながら走っている。タンキンクはヘルメットをずらしサングラスを下げて、ポシュトゥーマの広いおでこをまねしてふざけていた。仲良しなのね。

残り37km、タイム差は1'12"。エリック・ザベル(TMB)はすでにアレッサンドロ・ペタッキ(FAS)の後ろを陣取っている。
残り20km、FASはまだ先頭の4人の追走体制に入らない。
残り15kmでタイム差は34"
集団はCOF4人+ポイントリーダーのスチュアート・オグレディ(COF)、FAS4人+ペタッキ。
残り13km(159km)の第3スプリントポイント
デ・ウィールト、フルスマンス、H.グティエレスの順。 タイム差は24"。
残り10km、逃げの4人が吸収された。

残り7km、総合13位のルイス・ペレス(COF)がパンク。ダニエル・アティエンサ(COF)がタイヤからもらう。
残り4km、チームカーの隊列を使って、なんとか一人で集団に復帰したペレス。ゴールスプリントに備え高速化する集団に1人で復帰するのは難しい。

残り2km、先頭はFAS4人にペタッキ、ザベル、VINはおそらくマルコ・ザノッティ、オグレディの順。
残り1km、グイド・トレンティ(FAS)、ペタッキ、ザベル、オグレディの順。コーナーの外側からVINがかぶせようとする。
残り200m、トレンティが左から下がり、右端を走るペタッキ再加速。ザベルがついていくも並ぶことはできず、ペタッキの4勝目。

パンクで遅れたペレスも集団ゴールで、総合13位をキープ。ポイントリーダーはオグレディからザベルにうつったが、まだ1勝もあげていないだけに表情は微妙なザベル。
1位アレッサンドロ・ペタッキ(LIB)2位エリック・ザベル(TMB)3位ペドロ・オリヨ(QSD)4位スチュアート・オグレディ(COF)5位クリスチャン・モレーニ(ALS)
ロベルト・エラス(LIB) エリック・ザベル(TMB) 山岳ロベルト・エラス(LIB)[着用はカルデナス] オールラウンダーロベルト・エラス(LIB)[着用はマンセボ]

総 合 順 位
1位:R.エラス(LIB)→ 44h50'50" 2位:F.マンセボ(IBB)→ 3+35" 3位:A.バルベルデ(VKE)→ 2+49" 4位:I.ノサル(LIB)→ +1'12" 5位:F.ランディス (USP)→+2'19"
6位:M.ベルトラン(USP)→ +2'40" 7位:C.サストレ(CSC)→ +3'16" 8位:S.ペレス(PHO)→ +4'22" 9位:A.ゴメス(PAT)→ +5'7" 10位:D.ブランコ(VKE)→ +6'12"