9/14(日) 第7ステージ Vieluha 〜 Andorra 174.8km
1級を2つ登った後、26kmかけて登る超級の山頂ゴールというコース

1つ目の登りで、ゴルカ・ゴンザレス(EUS)、ベンジャミン・ノヴァル(RLX)、ヨルグ・フェリオ(Paternina)の3人がアタック。65km地点では3人と18人の追走集団との差は1'12"、追走集団とメイン集団との差は3'35"でした。
2つ目の登りで18人の追走集団からアイトール・オサ(BAN)、ファビアン・イェーカー(MSS)、ホアキン・ロドリゲス(ONC)、フェリックス・カルデナス(LBR)、ダビド・ナバス(RLX)、ウラジミール・ベッリ(LMP)、ガルシア・アコスタ(BAN)など9人が先頭に追いつきました。
先頭はゴルカ・ゴンザレス、ベッリ、ナバス、ノバル、イェーカー、ガルシア・アコスタ、フェリオの7人になりました。メイン集団はONCが引くはずですが、なぜかLabarcaが集団で引いていました。これは先頭集団に山岳賞を取り返したいカルデナスがいるので、ライバルがアタックできないように引いていたのでした。 結局先頭の7人はメイン集団に吸収され、最後の登りに入ったので、選手達は皆ヘルメットを脱ぎ始めました。
残り20km付近で、ヴァンホーレン(QSD)のアタックにピエポリ(BAN)がついていきました。続いてモンゴメリ(FAS)、クエスタ(COF)、サントス・ゴンザレス(DMV)もアタックしますが、吸収。
第2集団にはウナイ・オサ(BAN)、カルデナス(LBR)、第3集団にはグティエレス(KEL)、ライセカ(EUC)となり、トップからメイン集団との差は56"。 さらにヴァルヴェルデ(KEL)がアタック、チームメイトのグティエレスと合流して、第2集団まで上がります。トップから第2集団まで41"、トップからメイン集団までは1'10"差になりました。
残り10km、ライセカが落ち始め、メイン集団からイゴル・ゴンザレス(ONC)が後れ始めたのを見てペレス(COF)、エラス(USP)、ラスムッセン(RAB)が飛び出し、ノザル(ONC)がついていきます。 先頭は後ろの3人が追いついて、ヴァンホーレン(QSD)、ピエポリ(BAN)、ウナイ・オサ(BAN)、カルデナス(LBR)、ヴァルヴェルデ(KEL)の5人になりました。
残り5km、先頭からウナイ・オサがアタック、ヴァンホーレンが切れていきました。
残り4km、メイン集団から少し後れていたイゴル・ゴンザレス(ONC)、ベルトラン(USP)、オスカル・ペレイロ(PHO)の3人が追いつきました。 ラスムッセンが先頭に追いつくと、続々と選手が上がってきて、メイン集団と合流。 デルオル(MSS)の落車で少し後れたアイトール・ゴンザレス(FAS) が、集団に追いつきながらそのままアタック。残念ながら決まりません。 カルデナスがアタック、ピエポリが反応しました。
残り2km、先頭はカルデナス、ピエポリ、オサ、ヴァルヴェルデの4人になります。
残り1km、メイン集団が追いつき、1かたまりになります。ゴール付近の斜度は3%。フリーゴとヴァルヴェルデの争い。風上に出たと思われるフリーゴが、力を温存していたヴァルヴェルデにすっと抜かれてしまったのでした。 ヴァルヴェルデはジャージのファスナーも閉め忘れ、喜びのゴールとなりました。
注目の総合争い、3位のベルトランと2位のイゴル・ゴンザレスは同着。5位のエラスが17秒詰めました。
1位アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(KEL)2位ダリオ・フリーゴ(FAS)3位ウナイ・オサ(BAN)4位レオナルド・ピエポリ(BAN)5位フランシスコ・マンセボ(BAN)
イシドロ・ノザル(ONC) フェリックス・カルデナス(LBR)