9/10(水) 第5ステージ ソリア 〜 サラゴサ 154.3km
標高約1000Mからスタートして、途中3級の峠を登り、サラゴサの街まで下っていくコース

スタートから8kmでアスタルロア(SAE)、ナバス(RLX)、ピッコリ(LMP)、クローン(RAB)の4人がアタックを決めました。残り90km地点に来る頃にはマルチネス(LBR)が1人飛び出し、逃げ集団からマルチネスまでは4'15"、メイン集団までは1'25"差となっていました。
81.3kmの補給地点でペチャロマン(Paternina)がリタイア。
104km地点では逃げ集団とメイン集団との差は4'36"。 マルチネスが吸収されると、集団はFAS、ALS、TELなどが高速に引き、かつ暴風といってもいいくらいの横風で、何度も集団が分断していました。 残り16kmで4人も吸収されると、FASが先頭を引きました。
残り2kmを切ったところで、コーティノヴァ(コルティノヴィス?LMP)、ラタサ(KEL)の2人が落車。フェンスも遠くにとばされ、コーティノヴァは首の骨を損傷、救急車で運ばれました。クラッシュの影響か、集団の前方では中切れがおきており、残り1km、FASのアシスト、ペタッキ(FAS)、エド(MSS)の後ろがあいていて、エドを後ろに従えたまま余裕のゴールスプリント、ディーン、ザベル、ブッキェロは並ぶこともなく終わったのでした。 今年のグランツール12勝目をあげて、ポイントリーダーの水玉ジャージを着ることになりました。
1位アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)2位アンヘル・エド(MSS)3位ジュリアン・ディーン(CSC)4位エリック・ザベル(TEL)5位アントニオ・ブッキェロ(SAE)
イシドロ・ノザル(ONC) フェリックス・カルデナス(LBR) アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)