9/7(日) 第2ステージ ヒホン 〜 カンガス・デ・オニス 148km
前半に3級、2級の峠、最後に1級の峠を越えてカンガス・デ・オニスの街に入ってゴール、というコース。

チポリーニ(DMV)、昨日のTTT残り3kmでリタイアしたクァランタ(SAE)、の2名が出走しませんでした。TTTを5人でゴールしたRelaxですが、残りの4人は激しい落車があったようです。
スタートした頃は雨。サバラ(KEL)、ガルシア(Labarca)、ペポリ(SAE)の3人がアタックを決め逃げていました。3人を吸収するため、リーダーを擁するONCのヤクシェ、プラデラが強烈な引きをみせ、集団が二分されてしまいました。第二集団にはカセロ、ライフェマー(RAB)がいたため、RABは組織的に追い上げていました。第一集団が3人を吸収し、最後の峠に備えてKELが激しく引いていました。BANの選手のアタックによって集団がばらけ、フローレス(EUS)がアタック、サストレ(CSC)がノザル(ONC)、ペレス(COF)、スカルポーニ(DMV)を連れていく形でアタックに続きます。ディフェンディングチャンピオンのアイトール・ゴンザレスは第一集団後方でした。
フローレスが後れ、ノザル、スカルポーニが後れ、先頭は元ONCチームメイトのサストレとペレスになりました。1級の山頂では先頭2名と第一集団との差は30秒。アイトール・オサ(BAN)がノザル(ONC)、カルデナス(Labarca)、ダビド・エチャバリア(EUS)と共に先頭の2人を追いかけましたが、残り6kmで吸収されました。
昨年のヴェルタでは長い長い逃げを決めつつも、最後のつめが甘く2回も2位に甘んじたペレス、すでにツールで1勝をあげているサストレ、力の差はそれほどないものの優勝経験がある分、サストレに分がありそうです。TV解説では「万年2位」とまで言われたペレス(そこまでは言い過ぎだ〜)、今年はぜひ勝ってほしいと思っていました。
ラスト1kmまで順調に先頭交代してきた2人。総合を狙うサストレはここでお見合いになって後続との差が縮まることは避けたいので、率先して前を引き、ペレスは我慢してサストレについていき、最後の最後できっちりゴールスプリントを決めたのでした!!
1位ルイス・ペレス(COF)2位カルロス・サストレ(CSC)3位アレハンドロ・バルベルデ(KEL)4位マルティン・ペルディグェロ(DMV)5位ホアキン・ロドリゲス(ONC)
ホアキン・ロドリゲス(ONC)ルイス・ペレス(COF)