9/20(土) 第14ステージ アルバセテ 〜 バルデペニャス 167.4km
標高差300mくらいの峠はあるものカテゴリー分けされたものはなく、95km地点,117.5km地点,148.5km地点の3つにスプリントポイントがあるほぼ平坦のコース

ピーター・ファラジン(COF)が出走せず。
序盤にアタックが繰り返され、ベノア・ホアキム(USP)、ファブリツィオ・グイディ(TBI)、ジョバンニ・ロンバルディ(DMV)、カルロス・ガルシア(KEL)、クリスチャン・モレーニ(ALS)の5人がアタックを決めました。 81.5kmの補給地点でのメイン集団とのタイム差は2'50"。
91km地点で、アイトール・ゴンザレス(FAS)がリタイアしました!
102km地点で5人は吸収されました。

残り60kmほどから横風区間に入りました。まさに左のコーナーを曲がったら横風区間、というところからフロイド・ランディス(USP)が集団の先頭を位置取り、一気にペースを上げました。コーナーで一列になった集団は、中切れし始めました。マシュー・ホワイト、フロイド・ランディス、ジョージ・ヒンカピーのUSP3人衆ががんがん先頭を引いています。12STで多くの選手に地獄を見せた中切れです。そこはさすがプロ、同じ轍は踏まないという感じで、なんとか集団として残っていました。

残り50km、第2スプリントポイントでは、ヴェルタ3大スプリンターの争いが見られました。ポイントリーダーを狙うペタッキが1位通過で4p、ポイントリーダーのザベルが2位通過で2p、フレッド・ロドリゲスは3位通過で1p。これでザベルとの差は9pに縮まりました。

残り46km、ペドロ・ディアス(Paternina)、オスカル・ラグナ(RLX)の2人がアタックしました。メイン集団との差は36"です。

残り27.5km、オスカル・セビリヤがチームカーに下がってチームメイトの分までボトルを補給していました。少し前にはペタッキもチームカーまで下がって、余分にもらったボトルをチームメイトに配っていました。2人とも通常ボトルアシストをする必要はありません。ついでがあったのか、はたまた人柄なのか、ペタッキの場合は「今日もゴール前のアシストよろしく〜」ってことなんでしょうか??

残り16km、ファン・フェンテ(SAE)がアタック、先頭の2人に追いつきますが、第3スプリントポイントを過ぎた頃、吸収されました。

残り2km、FASが列車を組みます。
残り1km、TELのアシスト1人が離れ、FAS3人の後ろにザベル、ロドリゲス、ペタッキとなってしまいます。
残り500mは少し登り、右からALS列車が上がってきます。FASアシストも離れ、横並びになります。
ロンバルディが早めにスプリント、ボーネン、ヒンカピーが出てきます。3人より少し後れて左にロドリゲス、右にペタッキ。 前3人に、グイディが出てきます。ペタッキはグイディの右うしろにいます。 ロドリゲス、ザベルが出てきて、右からペタッキが出てきてゴール。
1位アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)2位フレッド・ロドリゲス(VIC)3位エリック・ザベル(TEL)4位トマス・ブルン(CSC)5位トム・ボーネン(QSD)
総合リーダーイシドロ・ノザル(ONC) 山岳賞フェリックス・カルデナス(LBR) ポイント賞エリック・ザベル(TEL)

 
総 合 順 位
1位:I.ノザル(ONC)← 2位:I.ゴンザレス(ONC)← 3位:R.エラス(USP)← 4位:M.ベルトラン(USP)← 5位:F.マンセボ(BAN)←
6位:A.ヴァルベルデ(KEL)← 7位:M.ラスムッセン(RAB)← 8位:L.ペレス(COF)← 9位:D.フリーゴ(FAS)← 10位:U.オサ(BAN)←