7/13(火) | 第9ステージ | サン・レオナルド・ド・ノーブラ(Saint-Leonard-de-Noblat) 〜 ゲレ(Gueret) | 160km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
細かいアップダウンが多く、どちらかといえば平坦ステージだが、山岳寄りともいえるコース。
リアルスタートと共にアタック合戦。総合リーダーのトマス・ボエックラー(BLB)、イェンス・フォイクト(CSC)、マルク・ワウテルス(RAB)なども一時を逃げを決めるが吸収される。 34km4級山岳(Saint-Leonard-de-Noblat)リシャール・ヴィランク(QSD)、イバン・マヨ(EUS)、イゴル・ゴンザレス(LIB)の順 40kmあたりから、イニゴ・ランダルーチェ(EUS)、フィリッポ・シメオーニ(DMV)の2人が逃げを決める。 第1スプリントポイントでは、集団からヤネク・トンバク(COF)が出るがあきらめ、トル・ハスホフト(CA)とロビー・マキュアン(LOT)の2人が出るが、最終的にハスホフトがあきらめ、ランダルーチェ、シメオーニ、マキュアンの順で通過。トンバクが出たのはオグレディの為にマキュアンにポイントを取らせない作戦だった。 カルステン・クローン(RAB)が単独アタック。2'20"のタイム差で先頭の2人。 ヤン・キルシプーがリタイア。 先頭の2人からクローンまでは3分以上、メイン集団までは4分以上の差が開いている。 ウルリッヒがサドルの高さを調整し直したもよう。アシスト3人が下がって集団に戻す。 77.5kmの第2スプリントポイント、シメオーニ、ランダルーチェ、クローンの順 92km4級山岳(Cote d'Aubusson)、ランダルーチェ、シメオーニの順。クローンは山岳ポイント前に吸収されたもよう 。 最大10分まで開いたタイム差は、残り44kmで6'55" 第3スプリントポイント、シメオーニ、ランダルーチェ、ジミー・キャスペール(COF)。ここでもCOFは他のスプリンターに取らせないために取ったスプリントポイント。集団はLOT/QSD/CAで猛烈に追い上げ、なんと山岳王ヴィランクまでも!(明日から山岳なので足をとっておきたいはずなのに) 残り25km、タイム差は3'30" 残り20km、タイム差は2'40" DMVの選手が先頭に出てバイクカメラに「もっと集団と差を開けるように」というジェスチャーをする。 カメラバイクのスリップストリームに入っているとすれば、集団のペースが上がってしまうので、少しでもシメオーニの逃げを助けるために、先頭交代のじゃままでする。 ベッティーニは先頭交代から外れて後ろに下がった。タイム差は10分1kmまでというのが目安らしく、微妙なタイム差であることを分かっての行動と思われる。 残り15km、2'10" 残り10km、1'25" 中央分離帯を左から右に行こうとしてミケル・プラデラ(IBB)転倒、それに巻き込まれてマルコス・セラーノ(LIB)、クルト・アルヴェセン(CSC)などが落車。それぞれ再度走り出した。 そうこうしているうちに集団から飛び出したのはファン・アントニオ・フレチャ(FAS) トンバク(COF)、押さえのDMV選手など。 残り5km、0'48" 残り4km、イェンス・フォイクト(CSC)、マイケル・ボーヘルト(RAB)、ウーヴェ・ペシェル(GST)が集団を引こうと出て来たが、そのまま飛び出していく。0'37" 残り3km、フォイクト、ボーヘルト、ペシェルの3人が中間にいる。 残り2km、ランダルーチェは後ろを気にする。 残り1km、FDJ先頭に集団が追走する。先頭の2人は集団の視界には入っている。 シメオーニ、ランダルーチェの順。シメオーニは後ろを振り返り集団を確認するが、けん制しているランダルーチェは気づいていない感じ。 残り500mで、集団が後ろからきた。シメオーニは集団に吸収され、遅ればせながらランダルーチェがスプリントをするが残り25mくらいで集団のゴールスプリントに飲み込まれる。 先頭はマキュアン、オグレディ、ハスホフトがほぼ横一線。真ん中からいったボーネンは逃げていたランダルーチェなどで進路を失い悔しがる。 アナウンスを待ってマキュアンが「yyyyyyyes!!!!!!」と喜ぶ。おそらく自分と思いながら、一応アナウンスを待ったらしい。
|