7/9(金) | 第6ステージ | 200km | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山岳ポイントはなく、ゴール前は400m弱のストレートでゴールスプリントが予想されるステージ。 イタリアのスーパースプリンター、アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)、マリオ・チポリーニ(DMV)の2人が落車によるけがの影響で未出走となった。 30kmくらいの地点から、アントニオ・フレチャ(FAS)、マルク・ロッツ(RAB)、アレッサンドロ・ベルトリーニ(ALS)、ジミー・アングルバン(COF)、クルト・アルヴェセン(CSC)、カルロス・ダクルス(FDJ)の6人で逃げた。 第1スプリントポイント、ダクルス、ベルトリーニ、アルヴェセンの順 第2スプリントポイント、ダクルス、アルヴェセン、ベルトリーニの順 第3スプリントポイント手前で、アングルバン(COF)が単独アタック。誰も反応しなかったが、少しして追い上げる。2位ダクルス、3位ベルトリーニの順に通過。 フレチャ、ロッツ、ダクルスの3人が追い上げ、フレチャと合流し先頭は4名となる。 アルヴェセン、ベルトリーニはちぎれて、メイン集団に吸収された。 残り10km、最大4'30"ほどついたタイム差は0'42"。AG2からはローラン・ブロシャール、GST/LOT/CAなどが集団の先頭を引き、逃げグループを吸収しようと加速。 残り7.5km、タイム差は27" 残り6kmでタイム差は18"、ここでフレチャがアタック!3人は追いかけるも追いつく事ができない! 残り5km、フレチャ、3人、メイン集団。3人が集団に吸収され、先頭はスプリンターチームではなく、マイヨジョーヌのBLBが引き始める。ゴールスプリントはあきらめたのか? 残り4km、フレチャとのタイム差は15" 残り3km、フレチャがボトルを捨てた。集団はQSD/GSTが引く。 残り2km、TMBも先頭交代に出て来た。フレチャの足に少し勢いが見えて来たような。。。タイム差は7"。集団の前方に目視できるようになった。 残り1kmのアーチの真下でフレチャが吸収! そのとたん、前方の2,30人ほどのところで集団大落車。 ゴールスプリントに参加できたのは約12名。クックはいい位置につけていたものの失速ぎみで、ザベルに追い上げられ、オグレディ、ボーネンの3人の争いかと思われたが、さらに加速したボーネンが後ろの2人を寄せ付けず興奮した様子でゴールとなった。 レネ・ハーゼルバッヒャー(GST,2003もゴール前スプリントで激しい落車をしている)が起き上がれずリタイア、マキュアンは両腿にひどい擦過傷、シモーニも落車したらしくチームメイトに囲まれてフィニッシュ。 ウルリッヒは10"遅れ、ヒンカピーを先頭にアームストロング、セビリヤはストップしただけで35"遅れでゴール。ハミルトンについては情報無し。ステージレースの場合、ゴール前1km以内の集団落車などは、同タイムとみなされるが、残り1kmのアーチの下で場所的に微妙。救済措置がとられるかどうかで、大きく人生が変わりそうだ。
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