7/23(金) 第18ステージ アヌマス(Annemasse) 〜 ロン・ル・ソーニエ(Lons-le-Saunier) 166.5km
中盤に山岳がいくつかあるが、「逃げて勝つ」には最後のステージとなる。最後の山岳を越えると下ってゴール。
フレチャ(FAS)、フォフォノフ(COF)、ロッツ(RAB)、ジョリ(CA)、ガルシア・アコスタ(IBB)、メルカド(QSD)の6人が逃げる。
アームストロングとウルリッヒが話してるよ!

34.5km4級山岳(Cote de Collonges)、フォフォノフ、フレチャ、ロッツ
43.5km第1スプリントポイント、フォフォノフ、ジョリ、フレチャ
ベッティーニ、クレーデン、アームストロングの3人が談笑してるよ!

山岳ポイント手前でメルカド、フォフォノフがペースアップ、ジョリ、フレチャの2人が切れ気味に。 75.5km2級山岳(Col de la Faucile)、メルカド、ガルシア・アコスタ、フォフォノフ。
メイン集団からはデッケルをアシストにラスムッセンが7位通過。

87.5km3級山岳(Cote de Lajoux)、メルカド、フォフォノフ、ロッツ
差は9分以上。ザベルとウルリッヒが並走。

127km3級山岳(Cote des Crozets)、メルカド、ジョリ、ロッツの順。ずっとペースを作ってきたメルカドがとるのが順当だろう。

144km第2スプリントポイント、ジョリ、メルカド、フレチャの順。
残り20km、きれいなローテーションをしているが、そろそろ6人での勝負がちらつく。
まずはジョリがかけた。メルカド、ロッツが追走。 フレチャは一番最後に追走。

メルカドがカウンター。ガルシアアコスタが最初に反応。 残り15km、一度落ち着くがまばらな感じ。 もう一度メルカド、今度は誰も追いかけない。 フォフォノフが先頭で5人が追走。けん制。 ガルシアアコスタが単独で追走。

アコスタはメルカドをパスしようとするが、メルカドは後ろに入って先頭は2人。後ろはけん制。 フレチャが単独で追走を開始。
話し合う先頭の2人。ロッツ、フレチャ、フォフォノフは協力しきれてない感じ。ジョリは後ろで一人。
153km4級山岳(Cote de Nogna)、メルカド、アコスタ、フレチャの順。

残り10km、先頭はメルカド、アコスタの2人。後ろのジョリが追走3人に追いつく、ということは3人はけん制しあっていたということ。
残り5km、先頭2人と追走4人とのタイム差は30"。メイン集団とは11'45"。
残り3km、タイム差が20"に縮まった。アコスタはとにかく2人で逃げる為に結構前を引いている。後ろを振り返る。

残り1km、アコスタが前を引く。メルカドが前に出ない。後ろに4人がみえてきたが、なんとか メルカドが出た。後ろについていたアコスタが並び、ぎりぎりでメルカドがガッツポーズ。アコスタは大きく悔しがる。メルカドは去年までiBanesto.comでガルシア・アコスタのチームメイトだった。ヴェルタでの勝利経験はあるが、ツールは初勝利。

メイン集団からカザルが飛び出した。1'56"差で新人賞を狙う。 IBBが3人先頭に出てカザルを吸収。
メイン集団は残り2km、LOT/TMB/GSTなどスプリンターのチームが先頭を引く。
残り1km、前から3番目にマキュアン、となりにハスホフト。オグレディもアシストを連れてでてきた。 オグレディが出る。右にハスホフト、マキュアン、ホンドが並ぶ。ザベルは一歩後ろであきらめた感じ。集団のゴールはハスホフト。マイヨベールを守ったマキュアンだが、勝負はシャンゼリゼに持ち越されたため、表彰台でも微妙な笑顔だった。
ステージ順位
1位:ファン・ミゲル・メルカド(QSD) 2位:ガルシア・アコスタ(IBB) 3位:ディミトリー・フォフォノフ(COF) 4位:セバスチャン・ジョリ(CA) 5位:マルク・ロッツ(RAB)
6位:アントニオ・フレチャ(FAS) 7位:トル・ハスホフト(CA) 8位:ロビー・マキュアン(LOT) 9位:ダニーロ・ホンド(GST) 10位:スチュアート・オグレディ(COF)
トマ・ボエックラー(BLB)ロビー・マキュアン(LOT)パオロ・ベッティーニ(QSD)トマ・ボエックラー(BLB)
総合順位
1位:ランス・アームストロング→(USP) 2位:イバン・バッソ→(CSC)+4'09" 3位:アンドレアス・クレーデン→(TMB)+5'11" 4位:ヤン・ウルリッヒ→(TMB)+8'08" 5位:ホセ・アゼベド→(USP)+10'41"