| 7/22(木) | 第17ステージ ▲ | ブール・ドゥワザン(Bourg d'Oisans) 〜 ル・グラン・ボルナン(Le Grand Bornand) | 204.5km | ||||||||||||||||||||||||||||||
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中盤に超級マドレーヌ峠、１、２級山岳４つを含む、今回最後の本格的な山岳ステージ。 ロルフ・アルダグ(TMB)、フィリッポ・シメオーニ(DMV)、ジルベルト・シモーニ(SAE)、ミケーレ・バルトリ(CSC)、ルドヴィック・マルタン(RAG)の５人が逃げを決め、ミケル・アスタルロサ(AG2)が45"遅れで追走する。 ヤネク・トンバク(COF)がスポークに手を挟んでけが、リタイアとなる。走行中にスピードメーターを調整していたらしい。 第１スプリントポイント、アルダグ、マルタン、シモーニの順 36km１級山岳(Col du Glandon)、シモーニ、シメオーニ、マルタンの順に通過 下りでリシャール・ヴィランク(QSD)、クリストフ・モロー(CA)がメイン集団から飛び出し、先頭を追走し始めた。 アスタルロサに追いつくが、ついていけず、集団に吸収された。 先頭はアルダグ、マルタン、シモーニ、シメオーニ。 後れたバルトリが単独、モロー、ヴィランクが追いつき、パスしていった。２人は先頭の４人まで1分を切った。メイン集団までは約6分。 山頂の手前でモローを置いてヴィランクが先頭に追いつく。シモーニのペースアップで、シメオーニがちぎれていく。 今までにもマドレーヌの山頂を制している山岳賞ヴィランク、ここまで逃げて来て山頂は譲れないシモーニ、２人の意地の山頂のゴールスプリント！！！ 79km超級山岳(Col de la Madeleine)、シモーニ、ヴィランク、マルタン、モローの順 集団はベッティーニがトップ通過。（ヴィランクのため） 先頭６人はひとまとまりで、モローを先頭に下っていく。 バルトリが集団に吸収され、その後レースをリタイアした。下りきったところで先頭とメイン集団のタイム差7'30" フォイクトが飛び出す。フォイクト、シメオーニが集団に吸収される。 134.5km２級山岳(Col de Tamie)、ヴィランク、モロー、シモーニ、アルダグの順。集団からはベッティーニ。 メイン集団から飛び出したフローレスが、先頭から後れて来たマルタンと合流。 アルダグがおくれ、モローは切れ始めるがなんとか３人で。 メイン集団はTMBが上がって来てセルゲイ・イワノフ(TMB)がペースをあげる。次にウルリッヒ、クレーデンと続くが、イワノフのペースが早すぎ調整し直す。集団は13人。USPは３人PHO２人。グエリーニはこの集団にはいない。 メイン集団は30名前後に戻り、カルペッツもその中に、ボエックラーはカルペッツの横でダンシングしている。USPのアシストはヒンカピー、ランディス、ルビエラ、アゼベドの４人。 残り50kmで先頭の３人からメイン集団までは約4分 157.5km１級山岳(Col de la Forclaz)、ヴィランク、モロー、シモーニの順 メイン集団にベッティーニはいなかったようで、ラスムッセンがトップ通過。 サストレを伴ってバッソがアタック！。ランディスを先頭に速攻USPが吸収する。 メイン集団は20名ほど。ボエックラーはいないがカルペッツがいる。サストレが単独で再度アタック。 先頭３人の視界にメイン集団が入ってきた。 サストレは３人をパスするが、ヴィランクだけついてきた。 モロー、シモーニが吸収されて、メイン集団は15人。 先頭はヴィランクがちぎれてサストレ単独トップ。勢いがいい。 残り19km、ヴィランクが吸収されるが、ヴィランク、モロー、シモーニはメイン集団にはつかず、各々のペースで登って行く。 新人賞３位のカザルがメイン集団から後れ始める。２位のカルペッツは集団に残っている。 集団に残っているのは、ランディス、アームストロング、ウルリッヒ、バッソ、クレーデン、トーチニヒ(GST)、カルペッツ(IBB)、アゼベド、ライフェマー(RAB)、ラスムッセン(RAB)、メルクス(LOT)、PHO２人。 USPのアゼベドが下がって、先頭はランディス！ トーチニヒ、カルペッツが後れ始める。メルクス、ラスムッセン、アゼベドも後れ始める。 残り16kmを過ぎてサストレが吸収。 ランディス、アームストロング、ウルリッヒ、バッソ、クレーデン、ライフェマー、サストレの７人。 ライフェマーが後れ、先頭は６人。 後れていたカザルが持ち直しヴィランクと合流する。 残り15kmを過ぎて、サストレがちぎれた。先頭は５人。 1'46"後れのヴィランクはQSDと合流し、カザルと３人で。 191.5km１級山岳(Col de la Croix-Fry)、ランディス、アームストロング、ウルリッヒの順。 山頂で肩に手をかけアームストロングがランディスのアシストぶりを労う。 +31"でサストレ通過。トーチニヒ、アゼベド、ライフェマー、メルクス、ラスムッセンの５人がさらに後れて通過。約２分でヴィランクとQSDのアシスト。約4'30"でボエックラーが単独で通過。 下りでランディスが飛び出す。もしかして、ステージ優勝をランディスに？ 残り10kmはランディス、ウルリッヒ、アームストロング、後れてバッソとクレーデン。 アームストロング、ランディス、ウルリッヒの３人になるが、ウルリッヒがけん制するので、後ろの２人がおいつき、５人に。５人で先頭交代！ 残り2km、最初にしかけたのはランディス！ウルリッヒ、アムストロング、バッソ、クレーデンの順で追走。 残り1kmのアーチをくぐると、クレーデンがアタック。誰も追いかけないのでランディスを先頭に追いかける。 残り300mでコーナー。クレーデンは差を広げ、後ろはけん制。と思ったら、アームストロングがスパート。ランディス、バッソ、ウルリッヒの順に諦め、クレーデンも後ろがついてこないと思いちょっと力を抜いたすきに、アームストロングがフィニッシュした。 15ST/16ST/17STと３連勝のアームストロング、今日も感情むきだしって感じに両手を上げてのゴールだった。 ボエックラーは辛くもマイヨ・ブランを守りきった。
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ランス・アームストロング(USP)
ロビー・マキュアン(LOT)
リシャール・ヴィランク(QSD)
トマ・ボエックラー(BLB)