7/18(金) 第14ステージ カルカッソンヌ(Carcassonne) 〜 ニーム(Nimes) 192.5km
休養日前の平坦ステージということもあり、「逃げを決めるなら今日」という選手が多く、アタックの応酬となる。スチュアート・オグレディだけは逃がせないLOTがオグレディのいる逃げをつぶす。 53kmの第1スプリントポイント、サントス・ゴンザレス(PHO)、ジャン・シリル・ロビン(FDJ)、ファン・アントニオ・フレチャ(FAS)の順。

最終的にはピエリック・フェドリゴ(CA)、ペーター・ウロリヒ(GST)、イゴル・ゴンザレス・ガルデアノ(LIB)、マルク・ロッツ(RAB)、クリストフ・マンジャン(FDJ)、サンチャゴ・ボテーロ(TMB)、ニコラ・ジャラベール(PHO)、イニゴ・ランダルーチェエゴイ・マルティネス(EUS)、アイトール・ゴンザレス(FAS)の10人の逃げが決まる。
一番スプリント力があるのがマンジャン。TT得意なのがイゴール、アイトール、ボテーロ。EUSペアがしかけるのか。ロッツもライフェマーのアシストととして力はあるし、なんとなくウロリヒがおいしい所にくいこむのではないと予想。

第2スプリントポイント、ウロリッヒ、マンジャン、フェドリゴの順。
残り25km、集団とのタイム差は13分。10人の協力体制が続く。
残り10kmを過ぎて最初にアタックしたのはイゴール。マルティネスを先頭に吸収。 右からアイトールがカウンターアタック、ランダルーチェを先頭に吸収。 フェドリゴがアタック。ついてきたのはマルティネスのみ。ちょっと差が開くがジャラベールを先頭に吸収。

残り7km、アイトールが右から。マンジャンを先頭に吸収されそうで差が縮まらない。後ろはけん制が入って差が開いて行く。2番目のロッツが先頭交代をしないらしい。マンジャンとしては追走に足を使ってしまって、他の選手にカウンターアタックされてしまうのを警戒して、あまり足を使いたくない。フェデリゴが我慢できず追走を始めるが差が縮まらない。
アイトール単独のまま残り5km、タイム差は12"。

イゴールがアタック。フェドリゴ、ウロリッヒで追走していく。イゴールとフェドリゴの2人が追走体制。 残り3kmを過ぎて2人は吸収。マンジャンが単独アタック、ジャラベールがついていく。後ろはけん制。 残り1km、単独でアイトール。2人は見えない。
アイトールがネックレスの指輪にキス&ガッツポーズでゴール

メイン集団はゴールスプリントの準備。LOT/CA/COF/GSTが先頭を引く。TMBもアシスト3人がザベルを引き連れ上がってきた。
残り1km、先頭はLOT/COF/COF(おそらくオグレディ)/TMB/TMB(おそらくザベル)、マキュアンは少し後ろ。アシストが下がって先頭はザベル、その後ろからハスホフト(CA)、その左からマキュアン(LOT)、右からザベルを抜いたホンド(GST)の3人が横並びでゴール。真上からの写真で見ると、横並びというよりマキュアン、ハスホフト、ホンドの斜め一線だった。

ステージ順位
1位:アイトール・ゴンザレス(FAS) 2位:ニコラ・ジャラベール(PHO) 3位:クリストフ・マンジャン(FDJ) 4位:ピエリック・フェドリゴ(CA) 5位:ペーター・ウロリッヒ(GST)
6位:マルク・ロッツ(RAB) 7位:イゴール・ゴンザレス(LIB) 8位:サンチャゴ・ボテーロ(TMB) 9位:イニゴ・ランダルーチェ(EUS) 10位:エゴイ・マルティネス(EUS)
トマ・ボエックラー(BLB)ロビー・マキュアン(LOT)パオロ・ベッティーニ(QSD)トマ・ボエックラー(BLB)
総合順位
1位:トマ・ボエックラー→(BLB) 2位:ランス・アームストロング→(USP)+0'22" 3位:イバン・バッソ→(CSC)+1'39" 4位:アンドレアス・クレーデン→(TMB)+3'18" 5位:フランシスコ・マンセボ→(IBB)+3'28"
6位:ヤン・ウルリッヒ→(TMB)+7'01"