7/13(日) | 第8ステージ ▲G | サランシュ 〜 ラルプ・デュエズ | 211km | |||||||||||||||||||||||||
AGポルタル、Lottoメルクス、CAフェデリゴ、Boulangereルニエの4人が先頭を逃げる。メルクス、ポルタルが後れる。
Saecoグロムザーが上がって、メルクスを抜き、グロムザーとフェデリゴで逃げ、結局集団に吸収される。Saecoシモーニはアシストのルドヴィッグにひいてもらってなおちぎれ気味。ガリビエ峠の頂上1km前でそれまで先頭を引いていたUSPSランディスとUSPSヒンカピーがおつかれさま。先頭はUSPSルビエラ、USPSベルトラン、USPSエラスがひく。ここは超級の山岳ポイントなので一斉にスパート。1位Viniガルゼッリ、2位iBanestoマンセボー、3位CAモロー、4位Quickヴィランク、5位Euskaltelスベルディア、6位Bianchiウルリッヒで、USPSアームストロングは8番目、ONCEベロキ10番目、11番目Euskaltelマヨの順でした。 下りでAGアスタルロサ、Boulangereルースがアタック。驚くべきことに、去った思っていたランディスとヒンカピーは再び先頭を引いていました! ラルプデュエズに入ったところで、先頭のベルトランが激しい形相でペースをあげお疲れさま。次にルビエラがお疲れさま。最終的にはエラスとアームストロング。先頭はUSPSの2人、CSCハミルトン、Euskaltelマヨ、Telekomヴィノクロフでしたが、エラスとヴィノクロフが消えました。 まずONCEベロキがアタック、追いついたところで、足の余っていたONCEマヨがアタック。これを追いかける者はいません。ベロキが再アタックしたところにアームストロング、ハミルトンがついていき、ハミルトンが再アタック。みたいなのを繰り返しました。それにしてもハミルトンは鎖骨骨折中ですよ!はだけたジャージから包帯が丸見えでした。万が一軽かったとしても、昨日だって先頭集団に残っていて25位でゴールしているんですよ。タフの一言では片づけられません。 緊迫感漂う先頭集団のちょいと後ろにEuskaltelスベルディア。エラスとヴィノクロフが戻ってエラスはまた先頭へ。この献身的なアシストは本当に感動ものです。この集団にiBanestoマンセボーも追いつきました。 ここでヴィノクロフがアタック。アームストロング率いる3位集団にEuskaltelライセカ、Fassaバッソが追いつきます。Fassaはなんと6人リタイアしてアシスト2人ですよ、バッソよく頑張りました。 残り5km。ハミルトンがアタックをして単独3位に、スベルディアも追走するも、結局集団に。 ベロキがアタックをするとアームストロングがマーク。ハミルトンも追走して集団は5人。アームストロングはタイム差が約40秒のベロキだけは逃がさないって感じでぴったりマークしていました。アームストロングにすると、マヨとは約3分40秒、ヴィノクロフ、ハミルトンとは約2分差なので、大丈夫とふんでいたのでしょうか。 残り4km。マヨが単独1位、ヴィノクロフが単独2位、3位集団がベロキ、アームストロング、ハミルトン、スベルディア。追いついたバッソが少し離れ気味。この時点でマヨから3位集団は約2分差、ヴィノクロフからは約12秒差でした。快調なペースで踏み続けるマヨが結局圧勝。後ろを気にしながらも2位はヴィノクロフ。3位狙いでペースが上がり集団のトップはアームストロングでした。リーダージャージのQuickヴィランクはアシストのロジャースにずっと引いてもらいながら9分後れでゴール。シモーニもアシストに引かれて12分後れでゴールとなりました。
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