7/12(土) 第7ステージ ▲ リヨン 〜 モルズィン 226.5km
自転車レースはいきなりスタートはせず、まず「0km地点」までパレード的に走りまして、先頭の前にいるディレクターの車からスタートの合図があって、実際のスタート。その直後、アタックが始まりました。Telekomアルダグ、Cofidisクラン、QuickStepベッティーニ、CAポワルヴェ。最初の2級山岳でクランが後れ始めました。集団からはQuickStepヴィランク、Kelmeマンサーノが追いかけるが、ヴィランクがさらにアタック。マンサーノが後れるが、単独で走っていたところ落車し、救急車で運ばれたようです。暑さが原因だったようです。

先頭から後れたクラン、追いかけるヴィランクの2人が追いつき先頭は5人。大集団はUSPSがフルメンバーでがっちり先頭をひいていました。 赤ジャージがトレードマークのSaecがなぜか白ベース&グレーのジャージに。 表向きには「7/13はシーザーの誕生日だから」らしいけど、他のイタリアチームはやってないし意味不明。マーケティング的な意味があるとかないとか。で、もちろん罰金で200スイスフラン*メンバー分。

2級山岳でメイン集団から後れたペタッキ。ローダがアシストをしてくれたのですが、あまりやる気がなく、チョーニも下がってきてくれたのですが、結局リタイア。そもそもツールに出場する気はなくて、監督に説得されて出てきてるせいか、4勝したというのに「マイヨベールに興味はない」とか言ってるらしいし。 フェレッティ監督もかなりのお冠だったようです。本人は「チッポリーニというより、ザベルタイプだ」なんて言ってたのに、山1つ越えず、まるでチッポリーニタイプだと思いますよ〜。楽しみが1つ減って残念。

ヴィランクをアシストしていたベッティーニが下がり、先頭はアルダグとヴィランク。1級山岳残り5kmでヴィランクがアタック。その間、集団からはTelekomヴィノクロフ、続いてEuskaltelマヨがアタック。Viniガルゼッリは集団の後方に、Saecoシモーニ、Telekomボテロは逆に集団からちぎれてしまいました。

今日のクイズ「山岳賞は誰?」にシモーニで応募していた私はがっくり。D氏は今日も正解。昨日は1/335でも外れた(当選者は4名なのでもっと確率は上がるはずだが)んだから、彼はやっぱり正解すれでも当選せず、なのよね(笑)

1級山岳は、ヴィランク、アルダグ、ポワルヴェの順、集団からはメルカドが飛び出し、あとはUSPSを先頭に集団が通過しました。

結局189.5kmを逃げたヴィランクが優勝、スタートからずっと逃げていたアルダグが2位、下りでメイン集団から逃げ出したBoulangereシャバヌルが3位。メイン集団のゴールはスプリント気味でロジャース(QSD)がとりました。

シモーニ、ベッティーニ、ボテーロはまとまって10分差でゴール。 ペタッキを筆頭にAG2Rキルシプー、Cofidisペレス、Kelmeマンサーノ、Gerolsteinerポラック、リッヒなど多くの選手が去っていきました。

1位ヴィランク(QSD)2位アルダグ(TEL)3位シャバヌル(BLB)4位ロジャース(QSD)5位ガルゼッリ(VIN)
6位モロー(CA)7位デュフォー(ALS)8位ミラー(COF)9位トーチニヒ(GST)10位ヴィノクロフ(TEL)
リーダージャージ:ヴィランク(QSD)ポイント賞:クック(FDJ)山岳賞:ヴィランク(QSD)新人賞:メンショフ(BAN)