7/9(水) 第4ステージ TTT ジョワンヴィル 〜 サン・ディジェー 68km
今日はチームタイムトライアル。1チーム9名が先頭交代を繰り返しながらゴールを目指すもので、5番目の選手のタイムがチームのタイム、ということになります。1,2人がちぎれるくらい頑張ってしまうのも戦略の1つです。

昨年の1位はONCE。ここでのステージ優勝を狙っています。5連覇を狙うアームストロングを擁するUSPSは、一番最後にスタートする為に、初日のTTで各々ができるだけタイムをあげて、チーム全体の順位を上げて臨みました。ジロデイタリアに続いてツールも制してしまおうというSaecoシモーニは、ゲンかつぎでしょうか、ジロで使ったマリアローザ仕様(ピンク色)のスペシャルTTバイクでした。Rabobankですでにリタイアしたライフェマーは尾てい骨骨折、ロッツも尾骨を負傷したということでした。鎖骨骨折中のCSCハミルトンは、「骨折の痛みよりもレースを降りることの方が痛い」ということで、今日のチームTTにも登場。一番後ろで先頭交代には加わらないでいたのですが、CSCのゴールシーンにハミルトンはいませんでした。そんな選手達が平均時速50km以上で走ってるんですからほんとに驚きです。

ところで今日のクイズは、どのチームが1位か、というものでした。18kmの計測地点での結果を見ながらTelekomで応募した私、直後にTelekomが暫定1位のViniに2秒差をつけてゴール。ちょっとやばいかな、と思ったのも時既に遅く、まんまとiBanestoに25秒差をつけられてしまいました。最初の計測地点で4位だったのがONCE、だめじゃんと思っていたら、どんどん調子を上げ暫定トップに。USPSは最初の計測地点で7位、これじゃ初日のTTと変わらないぞ、と思っていたら第2計測地点で6秒差、お、ここから先伸びるのか?と期待半分で見ていたら結局17秒差をつけて余裕のゴールでした。すでに勝利を確信した選手はゴールの時に手をあげていました。 ここでリーダージャージがJeanDelatourからUSPSへうつるのですが、現在チーム1位はペニャなので、彼がコロンビア人として初めてリーダージャージを着たのでした。

1位 USPS2位 ONCE3位 Bianchi4位 iBanesto.com5位 QcuikStep
リーダージャージ:ペニャ(USP)ポイント賞:マキュアン(LOT)山岳賞:マンジャン(FDJ)新人賞:カルペッツ(BAN)