7/25(金) 第18ステージ ボルドー 〜 サン・メクサン・レコル 200km
平坦コースになってポイント賞争いが面白くなってきました。ポイント賞1位のクックと2位のマキュアンは6p差、3位のザベルとも6p差、という僅差なのです。 そして、50kmのスプリントポイント、当然マキュアンを始めスプリンターがポイントをとりに行きますが、なんと総合争いの拮抗している2位ウルリッヒ、1位アームストロングもスプリンターを抜いてマキュアンの次にそれぞれ通過したのです。 これで、マキュアンは1位のクックにポイントで並びました。ここではボーナスタイムもありますので、総合2位のウルリッヒは1位のアームストロングへ2秒つめ、1'5"差としたのです。

その後アタックが決まり、16人での逃げとなりました。そのメンバーは、プラデラ(ONCE)、ナルデッロ(TEL)、ラストラス(BAN)、フォルナチアリ(SAE)、レッリ(COF)、ペロン(CSC)、チョーニ(FAS)、ダクルス(FDJ)、リヨレンテ(KEL)、ブラマーティ、カニャダ(QSD)、グイディ(BIA)、ブラント(LOT)、フリキンゲル(AG2)、ボエックラー(BLB)、ミホレビッチ(ALS)。

残り20kmあたりからアタックがかかり、先頭はダクルス、ラストラス、カニャダ、フリキンゲル、レッリ、ボエックラー、ナルデッロ、フォルナチアリの8人。 残り10kmから激しくアタックが繰り返され、カニャダが単独の逃げに成功します。追いかけるのはナルデッロ、ダクルス、ラストラス。視界に入るところにカニャダがいるものの、牽制が入ってなかなか追いつきません。これじゃ昨日と同じ展開だ、と思っていた頃ラスト1km、ダクルスが一人加速し、カニャダを抜き去ります。おー、やったねFDJ、フランス人!と思ったゴール直前、ナルデッロ、ラストラスが並び、伸びのあるラストラスが優勝をさらいました。

そして先頭のゴールから24分後れて、17位をめぐるスプリント争い。なんてったってクックとマキュアンは同ポイント。25位まではスプリントポイントがありますから、この着順でマイヨベールの行き先が決まります。最初に上がってきたのはザベル、その後ろにマキュアン、クックは少し出遅れた感じで横に並びましたが、スプリントを制したのはマキュアンでした。
1位ラストラス(BAN)2位ダクルス(FDJ)3位ナルデッロ(TEL)4位カニャダ(QSD)5位レッリ(COF)
6位フリキンゲル(AG2)7位ボエックラー(BLB)8位フォルナチアリ(SAE)9位グイディ(BIA)10位ミホレビッチ(ALS)
アームストロング(USP)マキュアン(LOT)ヴィランク(QSD)メンショフ(BAN)