7/6(日) 第1ステージ サンドニ/モンジェニロン 〜 モー 160km
残り20km地点までBoulangereベネトー、AGフリキンゲル、FDマンジャンの3人が逃げていました。最大8'45"差まで開いていました。残り10kmで吸収されるところをフリキンゲルがさらに逃げていきました。そろそろスプリントの準備、という時にザベルがパンクか何かで遅れていました。今日は平坦コースでゴールスプリントが予想され、Fassaペタッキ、Lottoマキュアン、Telekomザベルなどを本命に、Raboフレイレ、FDマクギー、CAオグレディ、Viniバインシュタインスなどもどう場所をとるかで先頭はひしめきあっていました。

Lotto、Fassaは集団をコントロールするのにアシストを使ってしまったので、Viniが有利なようでした。どこも列車を組みきれず混沌としたままVini3人が集団を引いていました。アシスト2人がロケットのように離れていったところで、後ろにViniのスプリンターがいません。何度も後ろを見ますが結局Viniはうまく連結できないままアシストは去っていきました。残り1kmではFassaが列車を形成し、その後ろにザベルら有力スプリンターがついていて、最後のコーナーを曲がったところで、先頭から20名ほどのところにつけていたKelmeの選手が落車し、次々と連鎖して大落車になってしまいました。リーダージャージのマクギーもUSPSの選手達も巻き込まれていました。幸いなことに残り1kmを切ってからの落車は集団ゴールと認められタイム差はつきません。バイクをかついで歩いてゴールする選手、Gerolsteinerレベリンのバイクは、フレームとハンドルのところがガッツリと分かれていました。FDキャスペールは首を保護されての治療を受けていましたが、カメラに向かって親指を立てるGoodのポーズをとっていたのでほっとしました。

肝心のゴールスプリントは残り250mでアシストが全員いなくなったFassaペタッキがマキュアン、ザベルらをひっぱったまま逃げ切りの嬉しい1勝をあげました。

1位ペタッキ(FAS)2位マキュアン(LOT)3位ザベル(TEL)4位ベッティーニ(QSD)5位クック(FDJ)
6位ハスホフト(CA)7位フレイレ(RAB)8位パオリーニ(QSD)9位バインシュタインス(VIN)10位キルシプー(AG2)
リーダージャージ:マクギー(FDJ)ポイント賞:マキュアン(LOT)山岳賞:マンジャン(FDJ)新人賞:フリキンゲル(AG2)