5/10(火) 第3ステージ ディアマンテ 〜 ジッフォーニ・ヴァレ・ピアーナ 210km
ゴールの15km手前に2級山岳があるので、スプリンターたちがどこまで我慢できるか、ベッティーニやディルーカなどクラシックに強い選手たちも狙ってそうなコース。。
マキュアンがマリアローザとチクラミーノなので、ポイント賞2位のペタッキがチクラミーノを着る。

スタートして間もなく、オーストラリア人のラッセル・ヴァンホウト(CLS)がアタック。タイムトライアルが得意で、今年のオーストラリアTT2位、2004ジロの52kmTT も8位でフィニッシュしている。
最大15分ほどタイム差が開くが、残り70kmではタイム差は約9分。 QSDが集団をコントロール。
残り41km、ホセ・アントニオ・ガリド、マッド・クリステンセン、ダビド・ブラマーティが先頭を引き、5番目にパオロ・ベッティーニが位置する。
メイン集団が通過する時に、2人のオジサンがコースのど真ん中に乱入。

残り40km、2'52"差。
残り35km、2'7"差。
残り30km、1'6"差。
QSDブラマーティを先頭にヴァンホウトを吸収。カウンターアタックをされないように、先頭はさらに加速して、残り25kmのバナーを通過。 山に入るまでの位置取り争いが激しい。
QSD,LMP,TMB,LIQ,CSC,GSTなどが代わるがわる上がってくる。 集団後方でも55km/hくらい。

残り20km、
コーナーでぐちゃぐちゃになってる間に、イッリアーノが飛び出す。 LLIQが3人にディルーカ。QSD1人とベッティーニ。他にLMPなど。 この時点でディルーカの心拍数は159,86%。
登り始めると、QSD1人にベッティーニ、後ろから上がってきたディルーカは99%、180。

残り15km、パオロ・ティラロンゴ(CER)がアタック。
BTL、LMPがコーナーで落車。 ディルーカが全開でアタックすると、ベッティーニ、その他も続いて行く。 そんな中、イゴル・アントンも飛び出す。 マキュアンは足を止めている感じ。スプリント勝負をする気ではないのかな。 コルド・ヒル(LIB)が飛び出して、アントンをぶち抜いて行く。

山頂まで2km、13"の差が開く。
ペタッキはとぎれとぎれになった3番目のグループに。 コルド・ヒルがギアの調子が悪くなって減速したところに、バイクカメラがかすってしまい自転車が故障。その間にディルーカたちにぶち抜かれる。

チョーニ、ガルゼッリで3番目にディルーカで山頂通過。
ペタッキは1分遅れで通過。サッキが引いている。少し遅れてマキュアン、ザベル。 残り10km、先頭にいたEUS,PHOの2人をLIQアシスト3人がぶち抜く。 少し姿の見えなかったベッティーニがしっかりディルーカの後ろに戻ってきた。

残り5km、LIQ2人、ディルーカ、LIQ1人、ベッティーニの順。 1人LIQアシストが下がる。
残り2km、クネゴは10番手くらい。 5番目はチャレスティーノ(DMV)か?
残り1km、ディルーカでた、後ろにベッティーニ、クネゴが4番手に。 コーナーを使って、ベッティーニに前に出られないようにしたものの、クネゴが後ろについていて、ほぼ同時にゴール。

1位 ダニーロ・ディルーカ(LIQ)2位 ダミアーノ・クネゴ(LMP)3位 ステファノ・ガルゼッリ(LIQ)4位 ミルコ・チェレスティーノ( DMV)5位 フランシスコ・ベントーソ(SAU)
6位 パオロ・ベッティーニ(QSD)7位 ルーカ・マッツァンティ( CER)8位 クリスチャン・モレーニ(QSD)9位 クリストフ・ルメヴェル(CA)10位 パオロ・サヴォルデッリ(DIS)
マリアローザ:パオロ・ベッティーニ(QSD)マリアチクラミーノ:ロビー・マキュアン(DVL)マリアヴェルデ:ダリオ・チョーニ(LIQ)マリアアッズーラ:スヴェン・クラウス(CLS)