5/24(月) 第15ステージ ポーレッチ(Porec/Parenzo.CLO) 〜 サン・ベンデミアーノ(San Vendemiano) 234km
距離は今回最長だが、平坦のコース。
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ゴールのサン・ベンデミアーノはサッカーチーム・ユベントスのアレッサンドロ・デル・ピエロのホームタウン。アレッサンドロつながりで、ペタッキが勝つのか、と話題になっていました。
マリオ・シレーア(DMV)、ルッセル・ヴァンホウト、リギー(LMP)、ジネストリ(TNX)の4人がアタックを決める。
残り41km、レオナルド・ジョルダーニ(DEN)、アレッサンドロ・ヴァノッティ(DEN)、スコット・デイビス(CHE)、アルベルト・ロッド(SAU)、ジュゼッペ・ムラーリア(FOR)、ジャンルカ・シローニ(TNX)、ガブリエル・コロンボ(DMV)などメイン集団が2カ所くらいで一気に落車。なんでもないところだが、長いレースでは集中力の欠けるタイミングもあり、こういう落車は時々起こるらしい。
集団先頭は、恒例となったグストフ、コドル、ブルセギンFAS3人衆による高速な引きが始まった。

残り15km、先頭の4人がメイン集団の視界に入ってきた。タイム差は30"。
ジネストリは再アタック。約190km逃げた3人は吸収され、ジネストリもおつかれさま〜。 それまで引いていたFASは少し下がり、GST、LOTが先頭を引く。

残り7km、一休みしてFASのアシストも出て来て、GST、LOTと入り交じる。
マリアヴェルデのウェッヒマンがポラックの為に先頭を引いている!

残り3km、FAS4人+ペタッキ、その後ろにフレッド・ロドリゲス(ACQ)、オラフ・ポラック(GST)、アンジェロ・フルラン(ALS)、ヤン・スフォラダ(LMP)などのスプリンターたち(LOTは2人いたけどマキュアンは確認できなかった)

ロドリゲスを連れてACQが列車を作り、列車が右と左に2列に!ACQのアシストが1人になってしまい、コーナーを曲がっている間に先頭はFASだけに。

先頭はアルベルト・ロッド(SAU)、アンドリス・ナウドゥス(DMV)、アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)、オラフ・ポラック(GST)、ロビー・マキュアン(LOT)の順。
ペタッキが左から、ポラックが少し右から、さらに右からマキュアンが上がってきたが、スプリントを制したのはペタッキだった。とうとう戦後最多の8勝をあげた。

表彰台には婚約者を連れてきて、お姫様だっこしちゃってました。 シャイなイメージだったんだけど、相当嬉しいってことなんでしょうね。
ゴール前は打倒Fassaって感じで、いろいろなチームが列車を作ってきたりして、番手争いでペタッキが落車したらどうしよう、なんて思っていたけど、誰も落車せずに勝負ができて良かったです。コメントにもありますが、ペタッキ一人で勝ってるわけじゃないんですね。ブルセギン、コドル、グストフが集団の先頭でレース全般をコントロールし、終盤に向かってサッキ、トザット、チョーニ、ゴールスプリントはオンガラート、ヴェーロが直前まで引っ張って最後にケーキの飾り付けをするのがペタッキなんです。

1位 アレッサンドロ・ペタッキ(FAS)2位 ロビー・マキュアン(LOT)3位 オラフ・ポラック(GST)4位 アンドリス・ナウドゥス(DMV)5位 アレクサンドル・ウソフ(PHO)
6位 フレッド・ロドリゲス(ACQ)7位 アンジェロ・フルラン(ALS)8位 シモーネ・カダムーロ(DEN)9位 ヤン・スフォラダ(LMP)10位 ルチアーノ・パリアリーニ(LMP)
マリアローザ:ヤロスラフ・ポポヴィッチ(LBK)マリアチクラミーノ:アレッサンドロ・ペタッキ(SAE)マリアヴェルデ:ファビアン・ウェッヒマン(GST)マリアアッズーラ:クレッシェンツォ・ダモーレ(ACQ)