アンラッキーなクラシックシーズンでした。
ツールドフランドルでは5つ目の峠オウデ・クワルモントでパンク。ゲント・ウェヘルゲムでは結膜炎でリタイア。 GP Pino Ceramiは直前に風邪。パリ〜ルーベでようやく完走できました
(15 Apr 2004 CyclingNews)
パリ〜ルーベでひどくなった膿みを取り除くための手術が行われた。昨年は2位だったパリ〜ルーベで70位に終わるなど、残念なクラシックシーズンとなった
(15 Apr 2004 CyclingNews)
左前腕骨折かと思われていましたが、骨折ではなかったため、4〜6週間で快復する見込み。また肋骨も骨折してないことが判明。T-Mobileの監督は、楽観的に見ていて、ツールドフランスには出場できるだろう、としている
(14 Apr 2004 CyclingNews)
ドイツで行われたレース「Rund um Köln」で落車に巻き込まれたサヴォルデッリ。病院では顔に激しい傷、左前腕の骨折と診断。肘も骨折している疑いあり。
昨年はバイクとの接触事故により長く戦列を離れていたが、今回も数週間はレースに出場することができない
(13 Apr 2004 CyclingNews)
LBLの試走をしていたデイブ・ブリュイランツが、上着を脱ごうとした時にバランスを崩し落車。ひじに3カ所ひびが入っていると診断された。2、3週間レースには出場できない見込み
(13 Apr 2004 CyclingNews)
◆59km地点、10人を巻き込む落車
ゲルベン・ルウィック(CHJ)は右肘骨折、多くの切り傷と打撲。数週間の戦線離脱は免れない。
ジョン・ガドレ(CHJ)は左膝に縫わなければならないほどの深い切り傷、左肘も切り傷、4日後のGP de Denainに出場できるかは定かでない。
トニー・ブラッケ(LBK)は切り傷と打撲で、骨折は免れたもよう。
◆107km地点
ヴィム・ヴァンセヴェナン(LOT)は左の二の腕に激しい打撲。
◆145km地点
ミカエル・アルバジーニ(PHO)は逃げている最中にクラッシュ、切り傷と打撲が数カ所。
◆212km地点
ハンス・デクラーク(LOT)は左肩に激しい打撲。左鎖骨の骨折と診断。数週間の戦線離脱。
(12 Apr 2004 CyclingNews)
マグナス・バクステット(ALS)
「勝ったなんて信じられない。今朝の段階では、ムセウ、バンペテヘム、ウェーゼマンを、ボーネンでさえチェックしていこうと思っていた。トラブルを脱して風がおさまるのを待っている間、パンク無しだった。4人のグループになった時、これはパリ〜ルーベを勝つ一生に一度のチャンスだと確信した。(ヴェロドロームでの)インに隙間が出来た時は、ためらわなかった。いったんそこを通り抜けてしまえば、それで良かった」
トリスタン・ホフマン(CSC)
「今まで長い事身をもって証明しようとしてきた。うまくリザルトが出せたと思う。マグナスにはどうにもならなかった。でも、少なくともこれから先の課題は残った。またこんなチャンスがあるかは分からない。でもOK、これは勝てるレースの1つ。」
ロジャー・ハモンド(Bookmaker)
「信じられない。先頭集団でヴェロドロームに入り最終コーナーを曲がるまでは、夢だったパリ〜ルーベの勝者になるチャンスが残っていた。OK、ラスト200mはめちゃくちゃだったけど、260kmに間違いはなかった。自分はミスをしたしその報いも受けた。やり直せるものならやり直したいけど、レースの真っ最中にその決断をしなくちゃいけない。行きたいと思った時に行くと決めたんだけど、ただ単に力が足りなかった、それだけ。」
ファビアン・カンチェラーラ(RAB)
「4位に終わって残念だ。でも今回のように、勝つ為一番大切なのは負けたことなんだ。そして本当に疲れたし全く力が残ってなかった。ガチョウみたいなでこぼこを越えて一番にヴェロドロームに入ったとき、スプリントの足は全く残ってなかった。この感覚はしばらく残ると思う。2回目のパリ〜ルーベだったけど、来年に向けて大きな目標ができたよ。」
ヨハン・ムセウ(QSD)
「4回目の優勝を手中にしていたのに。平坦な道に出るちょっと前に『今日は勝てる』と自分に言った。その2秒後に『す〜〜』と音がした。以前も同じくぼみを走った。そこがくぼんでいることは知っていた。トランプで作った家みたいに全てが崩れた。感情的にもなるよね。すばらしい引退レースになった。最高レベルで勝つ為の全てを出し切った。ついてなかったね。」
ペテル・バンペテヘム(LOT)
「あのパンクがなければこうはならなかったのに。昨年(優勝)より足の感じは良かった。ムセウに追いついた後、彼はディレーラーに問題があると言った。それでゲームセット。トラックに入って、ムセウは手をとろうと言ってきた。そうしたけど、できれば勝利をかけてスプリントがしたかった。もし2人ともパンクしてなかったら、2人でゴールスプリントしていただろうから。」
(11 Apr 2004 CyclingNews)
水曜のゲント・ウェヘルゲムでクラッシュし肩甲骨を骨折。快復するのは5月初めになるとのこと。
Phonakで戦列を離れる選手は、マルコ・フェルトナーニ、ダニエル・ベンナーティ、シリル・デッセルに続き4人目
(10 Apr 2004 CyclingNews)
「クラシックの女王」と称される、パリ〜ルーベの石畳難易度が発表されていました。
★(易)<★★★★★(難)となっています。番号のついていないもの、評価のついてないものがありますが、そのままのせました(8 Apr 2004 CyclingNews)
番号はカウントダウンするように大きいものから始まって、最後がセクション1となっています。
26. Troisvilles (99,8km地点 - 全長2200 m) - ★★★
25. Viesly (106,3km - 1800 m) - ★★★
24. Quievy - rue de Valkenciennes (108,5km - 3700 m) -★★★★
23. Quievy - Saint-Python (113,7km - 1500 m) - ★★
22. Haussy (121,9km - 900 m) - ★★
21. Saulzoir (128km - 1200 m) - ★★
20. Verchain-Maugre (132,9km - 1600 m) - ★★
19. Maing (136km, 2500 m) - ★★★
18. Monchaux-sur-Ecaillon (139,2km - 1600 m) - ★★★
17. Haspres (145,8km - 1700 m) - ★★★★
16. Haveluy (158,3km - 2500 m) - ★★★★
15. Forêt d'Arenberg (166,5km - 2400 m) - ★★★★★
14. Wallers (173,2km - 1000 m) - ★★★
13. Hornaing (179,5km - 3700 m) - ★★★
12. Warlaing (186,9km - 2400 m) - ★★★
Tilloy (190,4km - 2400 m) - ★★★
11. Orchies (201,5km - 1700 m) - ★★★
10. Auchy-lez-Orchies (207,6km - 2600 m) - ★★★
9. Mons-en-Pévèle (213,2km - 3000 m) - ★★★★★
8. Merignies (219,8km - 700 m) - ★★
7. Pont-Thibaut (223km - 1400 m) - ★★★
6. Le Moulin de Vertain (229,1km - 500 m) - ★★★
5. Cysoing (235,8km - 100 m) - ★★★★
Bourghelles (237,1km - 400 m)
4. Campain-en-Pévèle (242km - 1800 m) - ★★★★
3. Le Carrefour de l'Arbre (244,8km - 2100 m) - ★★★★★
Gruson (247km - 1100 m) - ★★
2. Hem (253,6km - 1400 m) - ★
1. Roubaix (260km - 300 m) - ★
ツールドフランドルで落車し、ひじを4針縫うけがをしたクック、ひざも痛めていたようです。
ゲント・ウェヘルゲムにも出場していたようですが、ひざの痛みでリタイア。パリ〜ルーベは欠場する見込み
(8 Apr 2004 CyclingNews)